|
|
|
明るく笑う君が切なくて
|
作詞 菊堂 新 |
|
空き缶を蹴り飛ばして 騒ぎながらの登下校
手を伸ばせば届くのに どこか怖くてできない
自分なんかが触れてはいけない 違いすぎるんだ
上下に揺れるポニーテールをどこまでも見送って
怒って大きな目をより一層見開いて 照れ笑い
愛しすぎる君の笑顔 笑ってる方が可愛いよ
だけど直視できないからやめて 傍に居て
どこまでも君には届かない 分かっているんだ
いつまでたっても君は高嶺の花なんだ もう届かないんだ
可愛らしい君のポニーテール 手を伸ばせば届くのに
だけど君には届かないんだ 時を重ねても幼馴染で
ただ不器用な優しさは僕を締め付けるだけ
それは、あまりにも遠くあまりにも近すぎて
駅前を全力で駆けて 募る想いをかき消して
カラスの戯言を聞きながら 一人悩み苦しんで
自分なんかが求めてはいけない 違いすぎるんだ
どこか幼い君の背中に心のなかで囁いて
灯ってしまった恋の焔は 消せる事なき強き色
君を想う僕の心は 今諦めずに輝いている
小さすぎる肩を揺らして 男らしく振る舞っている君
いつも笑顔で強がって ホントの気持ちを隠してるんだ
周りの奴らは気づいてないけど 君は誰よりも弱いよね
君を誰よりも理解してるのに守ってやれない自分が嫌で
寂しく揺れるポニーテール 言葉にすれば届くのに
君がそれを望んでいるのか 君のその背中が語っているよ
ただ同情した優しさは君を苦しめるだけ
それは、あまりにも弱くあまりにも脆すぎて
僕は君の幼馴染 それ以上でもそれ以下でもない存在
君を救うのは僕には無理だね 僕では君に届かない
寂しく揺れるポニーテール 手を伸ばせば届くのに
だけど君には届かないんだ 時を重ねても幼馴染で
ただ同情した優しさは君を苦しめるだけ
君は、あまりにも遠くあまりにも近すぎて
|
|
|