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時間よ止まれ
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作詞 菊堂 新 |
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退屈な時ばかりが過ぎて
廊下が軋む音が耳に付く
あの時の時間が戻るわけもなく
ただただ懐かしむだけ
泳ぎ回る鯉を眺めながら
時を刻む音を聞いているだけ
いつからこんな風になってしまったのか
もう自分でさえ覚えていない
制限された毎日
義務付けられた学習
なにもかもに縛られて
過ごす時間はもういやだ
もしも時を止められるのなら
ただ過ぎていくだけの時間なんていらない
ずっと止まってしまえばいい
時計も動くことはなくなるだろう
風を体で感じながら
自由を思って歌を歌い
時が過ぎるのを待ちながら
あの日の幸せを思い出す
庭に咲く花を見つめながら
自分の不自由を自覚する
池で泳ぐ鯉を眺めながら
制限された世界を自覚する
時を刻む針の音
決められた人生
制限された世界
そんなものはもういやだ
全部無くなってしまえばいい
もしも時を止められるのなら
ただ過ぎていくだけの時間なんていらない
ずっと止まってしまえばいい
時計も動くことはなくなるだろう
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