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失われた世界
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作詞 夜音 |
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生と死の混沌 ガラクタの山
俺はいつからこの世界に美しさがあるという 悪夢を見ていたのだろう
夢に始まり 夢に散る まるで あの世に咲いた夜桜のように
途切れない記憶の欠片 探し出せない偽り
描いた空は いつも 白黒の光無き世界で
目の前にあるパノラマは モノクロの闇に触れ 消えた
ただただ 壊れてゆく世界を見過ごして
こんな 無力な俺に何もできないと知ることさえも
俺の中では嘘に見えたんだ
腐りかけの果実 お口直しに一つ
飲みかけの紅茶 毒入りだった
どこからが闇で どこからが光で 何がそれなのか
俺は知らない 故に 触れて気付くものだってある
嗚呼 殺伐とした刹那に 愛を求める俺がいる
どうか 嘆かないで 戒めないで 俺が傍にいるから
生と死の混沌 虚無の塔の残骸
俺はいつからかこの世界に光があるという 幻想に似たものを覚えたのだろう
千に始まり 万に終わる まるで あの世に散った夢の終焉のように
腐りかけの果実 お口直しに一つ
飲みかけの紅茶 毒入りだった
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