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夏凸凹
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作詞 夜音 |
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空には灼熱の太陽が この地上に鬱陶しい暑さを注いでいる
風鈴の音 遥か彼方 水平線の向こうに消えていった
地面に落ちた水風船 淡く 刹那 破裂して飛び散る夢
太陽に照らされて あの空に還っていく そう僕ら人間のように
繰り返される理想の確立と 繰り返される崩壊と
叶わぬ妄想に思いを寄せて 一夏の一巡り 君に告げる一言を
試行錯誤 塗り潰された脳内ペーパー 余白はもう皆無
虚しさが心の中駆け巡り 暴れだす 抑えきれない 此の衝動
止める術は唯一つ 此の堪え切れない 思いを君に向かって叫ぶだけ
この思い 最早誰にも制御不能 リミッター解除 全身全力
後戻りはもう出来ない 一心不乱に駆け抜ける 君へ届けと祈りつつ
真夏の炎天下 暑苦しい灰色の世界を 掌を握り締め 走るんだ
塗り替えられる記憶の変動と 塗り替えられる永遠と
虚空に在る儚い打ち上げ花火 二度と此の場所には帰ってこない
夢に潜ったリンゴ飴 甘く 刹那 蕩けて滴る切なさが
未来地図の断片に 描き出される理かな そう僕らの望みのように
この思い 最早誰にも制御不能 リミッター解除 全身全力
後戻りはもう出来ない 一心不乱に駆け抜ける 君へ届けと祈りつつ
真夏の炎天下 暑苦しい灰色の世界を 掌を握り締め 走るんだ
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