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登校中
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作詞 hino |
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新しいシャツを着て
背伸びをする
朝日がこれ程まで
眩しいものなのか
ズボンに体を押し込む
制服がないって
どんなに楽だろう
手間も要らないし
埃やよごれを気にする
何てことしないで済む
適当に教科書を
詰め込んだ鞄を掴む
黒ずんで傷ついた
シューズを履いて
外へ出ると車の音
バスが来たとわかると
急いで走って乗る
一つ乗り過ごすと
遅刻してしまう
乗り込むと暫く
退屈な時間が流れる
夜更かししていたから
眠くて堪らない
今一番眠れると思う
いっそのこと寝てしまおうか
今眠れば40分間寝られる
唯寝顔を見られるのは嫌だ
窓から外を見ると
様々な制服を着た学生服
女子が数人乗ってくる
後ろにある大勢乗れる席で
屈託のないことを言い合っている
次の行き先と付近の施設や
お店の名前のアナウンス
何となく聞いている
もうすぐ終点目的地だ
友達が待っている
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