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作詞 窮通 |
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今まで流した涙の色を 僕は覚えている
僕の汚れた素肌を伝って 地面に流れ落ちる
僕を清める綺麗な青色
綺麗さっぱりになって 涙は地面で涸れ果てるけれど
僕は強くなっている
手をかざしたところを
自分の思い通りの空間にできたらいいな
空想なら思い浮かべる分だけ 夢を叶えられる
でも 手にとったらすぐ崩れ 溶けてゆく
そんなものに気をとられていたらダメなんだ
頭の中で思い浮かべるだけじゃなにもならない
目の前にある白いキャンパス
そこに望むものを描き出すんだ
楽しい日々を指折り数えても 形に残らないから
数え間違える
だけど
心は覚えてる あの日々の
瞬間 瞬間を ふと思い出すことによって
モノクロの思い出に 色が塗られてゆく
思い出という栄養素が 脳を駆け巡るんだ
悲しみも 怒りも 感情にも色があるんだ
荒っぽい赤でもなく
暗い青でもなく
涙のように 透き通った
自然体でいたほうがいい
少しはみだしてもいいさ
あとから すこしづつ
少しづつでいいから
修正すればいいんだから
誰にだって 色がある
そんなに立派なものじゃないけれど
自分自身を動かす 動機という色
常に変化し続ける
周りに影響されやすいもの
だから 惑わされないで
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