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コノセカイ
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作詞 FLOW |
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暗い路地の片隅で 花開いた
季節はずれのその花は 寂しげに揺れてた
人々はその朝も せわしなく行き交う 誰一人立ち止まる者はなく…
なぜ今この場所に立っていて なぜこの世界に生きている?
ただ その答えが欲しかった
絶望の花が咲き 枯れるまでの間
人々はどれだけの 真実を知るだろう?
そこにあった存在さえ 満足に知らず
通り雨だけが 何も知らず水を与えてた
それは優しさでしょうか
誰かの嘆きが 誰かの叫びが また一輪の花となる
冷たいコンクリートに か細くうつる影を 雨音が包み そっとかき消す
時が経つごとに 目に移る世界は狂おしく変わってゆく
今にきっと 憎しみの心が首をもたげるでしょう
傷つけ合って いがみ合って 争うことで
だれが幸せになれたでしょうか…
偽物の感情抱いて 今日も生きて
そうして人々が 何を手に入れられたでしょう?
人は皆寂しさに 心埋める何かを求めて
いつまでも続かない一時の幸福に
魅せられて何を失うでしょう
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