|
|
|
『Rapunzel』
|
作詞 COIL |
|
1.
荊(いばら)が絡みついた石造りの塔で
夜毎に寂しく歌う少女がいた
胸をえぐるような歌声に誘われ
見上げた遥かに 奪われた心
窓辺から垂らされた 長い長い髪を伝い
塔を登ってく
孤独を生きた日々だけ伸ばした髪が
二人を結びつけた
月もいない夜 さあ踊りましょう
手と手を取り合って そっとリズムを取り合って
ほころんだ頬に やさしく落とした
接吻(くちづけ)の温度 忘れはしない
2.
薔薇が咲き乱れる石造りの塔で
夜毎に切なく歌う少女がいた
窓辺から長い長い髪を垂らして
あの人だけを待つ
愛しい人が 棘に傷付けられぬように
柔らかく繋ぎ止め
誰もいない夜 また踊りましょう
目と目で見つめ合い ふっと心を触れ合わせ
ほころびた服も ドレスに思えた
もし夢だとしたら どうか醒めないで
怖い魔女もいない今なら ここから遠くへ一緒に逃げて…
|
|
|