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落花流水
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作詞 COIL |
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1.
春に咲く桜のように
風に吹かれるまま 身を委ね
迫り来る宵闇に 脅える心を覆い隠す
今は朧げ 淡い思い出
見ねば寂しき 見れば哀し
儚き夢を 共にし君よ
永遠(とわ)に 色褪せぬ面影は
欠けたることも なしと思へば
終(つい)ぞ満たされぬ 不知夜月(いざよいづき)
2.
冬に咲く椿のように
雪の冷たさを 耐え忍ぶれど
黄昏に染まる頬 零れた涙の跡が残る
今は枯れたし あの忘憂草(わすれぐさ)
醜(しこ)の醜草(しこくさ) なほ恋ひしき
移ろう時に この身は朽ちて
いつか 消えゆく宿命(さだめ)なれど
絶えることなき 祈りを捧ぐ
対(つい)に落ちた花 流る水へ
季節廻れば 繰り返し
散りにし花も また咲くように
命散らせど 二人 どこかで
また出逢うことも あるのでせうか
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