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 たった一人の
作詞 くろ
 僕一人では何が良いのかも分からない
 一人で町に出かけてみても
 隣に君がいないんだ
 独りになってようやく気づいて
 涙零れそうになった


 押し寄せる人波が無償に恐くて
 世界の眼がとても恐く感じた
 誰も僕のことは見ていない
 わかっていても 独りだと駄目なんだ
 

 ぽつんと一人佇んで
 色褪せはじめた世界を見る
 誰かに縋りたくても
 僕の手を握る人はいない

 
 諦めて足を踏み出した
 広がるのは醜い汚れた世界
 目を逸らしたくなったけれど
 僕はこの世界で生きている
 

 流されそうになった時だった
 さっと僕の手を握って翔け出した
 いつもの笑顔と暖かさ
 また君は僕を助けてくれる
 堕ちそうになっても
 君は変わらずに僕の隣にいてくれる
 

 先までの悲しみと不安は消え去って
 手を伝って心まで暖かくなった
 自然と口元が緩んでいる
 僕は君の手を握り返して
 精一杯 翔けた
 
 

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歌詞タイトル  たった一人の
公開日 2008/01/14
ジャンル その他
カテゴリ その他
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