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失心
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作詞 orangebus |
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心変わりを責めることはできない。
絶対心変わりしない!と決めたって、その気持ちすら簡単に心変わりしてしまう。
どれだけ色々なことを考え、思っても、表に出さなければ伝わらないものなのでしょうか。
伝わっているはずと思うのは私の勘違いでしょうか。
裏切られても、それでも憎むこともできない上に、最後までいい人であろうとするセコイ人間なんです。
あなたの幸せを願っていながらも心の中は軋むんです。
そして、また一歩心を外の世界から遠ざけてしまうのです。
もう傷つかないように、期待しないように、ずっとずっと心の奥へしまい込むのです。
めんどくさい生き方をしてしまい、がんじがらめになりもう抜け出せないのです。
もう誰かに、何かに期待するのはやめよう。
期待は心を包み込み、いつのまにか持ち上げてしまうのです。
そしてその期待がなくなった瞬間、持ち上げられていた心は
叩きつけられ、砕けてしまうのです。
欠片を拾い集め、ツギハギだらけの心に誓うのです。もう期待はやめようと。
君の心の傷はいつも誰かに直してもらっていたんだね。
また、俺もその傷を埋める一人に過ぎなかったんだね。
これからは振り向かないで前を向こう。
この傷だらけの何にも包まれない裸の心を、もう誰にも触らせず、独りで歩き出そう。
でもあなたも頑張って。自分の心に正直に。
誰といることを心は望んでいるのか、何をしているときを望んでいるのか。
心を腐らせてはいけません。でも太らせてもいけません。
どんな結果でも、どんな行き違いがあり離れることになっても
現在が全てです。
僕らにはタイムリミットがあるのです。いつかカウントダウンが始まってしまうのです。
手に入れることで失ってしまうのなら、
もう2度と手の中におさめることをやめ、
その甘い姿を夢見ていよう。
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