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幼い金魚
作詞 ナオ
ある狭い世界に狭い部屋に2人でじっとみてたら2匹の金魚が入った狭い水槽を見て君は「わたし達みたい」と呟いた。
僕はまだ子供だったから2人だけの世界だと思ってしまったから。君の手を強く握り締めてしまったのだ。

その時に気づけば良かったのか?そうすれば僕達は離れなくてもすんだのか?そんな未来など君と僕は望んでいなかったさ。
君は深い闇に飲まれて二度とこの場所には戻っては来ないのだろう。頭の悪い僕が分かった最後の事だったのかな?

残されたのは狭い水槽に1匹入った金魚と握る光を失った冷たい手だけだった。運命の糸というのはいつまにか絡まって切れてしまったのだろうか。もとからそんな生易しい糸などなかったし。知らなかったし。

暗い部屋にロウソク1本、それでさえ暖かい光だった。僕は切れた糸を解きながらゆっくりと歩いていこう。いつか水槽も空になるように。その頃にはロウソクも消えて固まってるだろう。次につける時は言わなくてもいいだろう。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 幼い金魚
公開日 2007/09/01
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ
コメント 別れて、次の道を歩んでいく事をあらわしています。
ちょっとした応援歌ですかね(笑)
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