|
|
|
花睡蓮
|
作詞 miho |
|
水辺に待つ彼の人は 誰の為に涙を流すのですか
たゆたう睡蓮の 花が咲き まるで運命の環のように
水面をゆらします 言の葉を重ねては 想いをつのらせてゆく
響き渡るこの音色が どうか彼の人の幸いを 祈りに変えて
恩の雨を降らす 瞳と瞳 見つめて 手と手 つないで
もしもこの背に 翅があるのなら 何処までも遠く 飛んでゆけるのに
水辺に立つ彼の人は 何の為に剣を振りかざすのですか
ゆらめく睡蓮の花が散り 同じ運命を共にしても
雫が跳びはねます 語らぬ恋にきえてゆく 灯火ひとつ残して
空を仰ぐように去る どうか彼の人の幸いを 歌に変えては
螺旋状の旋律 瞳と瞳 見つめて 手と手 つないで
もしもこの背に翼があるのなら 何処までも高く羽ばたいて行く
|
|
|