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真っ白
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作詞 tsnr |
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終わらない歌が終わって
きっと何かが壊れたんだ
向かい合う目線の先で
きっと何かが壊れたんだ
消えないはずの落書きが
想いの果てに消えたんだ
遠ざかる君の背の向こうで
想いの果てに消えたんだ
だから僕は走り出した
全てを真っ白に変えたかった
何ももう見たくなかったから
瞳の奥が途絶えたんだ
だから僕は走り出した
世界が無力を教えたんだ
何もかもがくだらない鎮魂歌
心の奥を握りつぶしたんだ
それでも終わらない歌
きっとまだ憶えてるんだ
もう君はどこにもいないけど
きっとまだ憶えてるんだ
だから僕は走り出した
全てを真っ白に変えたかった
何もかもがくだらない鎮魂歌
心の奥を握りつぶしたんだ
忘れようとする
僕の全てを
存在の肯定も
存在の証明も
もう何もかも
必要なかった
すれ違うこと
啀み合うこと
いらないこと
なんてなかった
何も輝いてた
それは嘘じゃない
どこからか歌が聞こえた
日々が巡ってまた散った花へ
掌に残る君の笑顔の匂いだけ
忘れないと誓う鎮魂歌
だから僕は走り出した
色のない部屋で消える涙
何もかもが真っ白な世界よ
きっと抱きしめる涙へ
だから僕は走り出した
もう後ろは振り返らない
哀しみの向こうの世界よ
きっと忘れない涙へ
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