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暮休(ぼく)
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作詞 予中 |
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ある晴れた日曜日の朝に
急に僕はなんだろうってふと考えみたんだ。
そんなこと考えるなんて
人に言ったら「おかしいね」って言われそうだけど
たぶん人って
一回はそんなこと考えるんじゃないかな?
僕はいたって普通の人間で
それといった長所もなくて
人をそれほど好きなったこともなくて
人にそれほど好かれてもなくて
僕はなんなんだろうって考えるほど
悲しくなって嫌になって
生まれなくても
よかったのかなんて思ったりして
僕が生まれなかったら何が変わってたの?
僕は生まれたほうがよかったの?
答えのない質問
だれもいないところに投げ掛けて
返ってくるはずないのに
少しだけ答えを待った
僕はなんなんだろう…
いまこんなこと
考えてのって
世界中で僕くらいかな
なんてどうでも
いいこと考えてたんだ。
ふと気付けば時計の針は
午後4時をまわっていて
明日、学校だから
宿題でもしてみようかな
すると僕の中の悪魔が
「宿題なんてやる必要ないさ」って
ありきたりなセリフを僕に吐いたんだ。
すると僕の中の天使がって普通だったらなるけど
僕には悪魔しかいないので
悪魔の意見を即決。
そんなこんなで今日も
終わりだなって
ロードショー見ながら思って
僕はなんなんだろうって
考えたことも
もうそのころには忘れていた。
僕はいいかげんで
情けなくて忘れっぽいけど
いつか出来るはずの
好きな人に
こんなどうでもいい
日常を唄にして歌ってあげたいんだ。
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