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ひなたぼっこ
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作詞 小鳥遊ノラ |
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抱きしめた腕の中に暖かな陽だまり
君の笑顔に何度も救われた
いつの日か宝物だと気づいても
あの季節にはもう二度と戻れない
黒板に書かれたチョークの文字以外に
僕達が学んだもの
愛してると呼ぶには幼くて
好きと言うには不純だった
足りない欠片をはめ合わせただけの
どこか歪んだ不恰好な恋
せめて寒い冬が通り過ぎるまでと
寄り添うだけのぼやけた恋
君は幸せでしたか?
あの頃の笑顔を覚えていますか?
僕は…
抱きしめた腕の中に暖かな陽だまり
君の笑顔に何度も救われた
いつの日か宝物だと気づいても
あの季節にはもう二度と戻れない
それでも二人は…
木漏れ日の並木道を
背を向けて歩き出した
春のような足取りで
凍える雪の季節は
僕らを少しだけ大人へと成長させた
ふたりぼっちの暖かな陽だまり
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