|
|
|
最後の着信
|
作詞 海坊主 |
|
お気に入りの曲が溢れる
夕方の僕の部屋
突然鳴り響く携帯の着信
画面の呼び慣れた君の名前
いつもどおりボタンを押す
いつもどおりの君の声
いつもどおりの会話をした
いつもどおりのはずなんだ
なにもかもが普段通りの1日
全部崩されたよ
君は最後まで優しかったね
電波の向こうの君は
笑ってるのか泣いてるのか
わからないような声だったね
話が進むにつれて少しずつ
本当は気付いていたんだよ
最後の一言を聞きたくなかった
呑み込んでくれれば良かった
言いたいことは山ほどあるのに
肝心な時に上手く出ないんだ
このまま終わるなんて嫌だよ
お願いだから僕を見て
君が残した最後の優しさは
僕には意地悪過ぎたんだ
止まらない感情が頬から落ちる
僕にはどうすることもできない
もう二度と鳴らないんだね
君からの着信は虚しいだけ
|
|
|