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eposode
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作詞 やっちゃ™ |
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僕を必要だと思ってくれる人、
何人この世にいるだろう。
親でさえ要らないと呼ぶ僕を、
誰が必要としてくれるだろう。
世界を変えてやると願っていた過去がある。
小学校高学年の頃だ。
いじめられていた。
お前ら、この小さな心臓の音が聴こえるか。
涙よりも大きな音で、血筋よりも大きな傷で。
椅子の上に敷き詰められた画鋲を必死で取り除いた。
そんな風に君は
俺の心からこの闇を取り除いてくれるかい?
人一倍静かに生きてきた。
生きているのか死んでいるのか、
それさえも分からなくなるくらい静かに。
僕が歩けば人が笑う。
僕が笑えば人が笑う。
それはすべて僕を嘲るように。
人と同じでありたかった。
人と呼んで欲しかった。
名前を呼んで欲しかった。
みんなと同じ味のパンを食べたかった。
みんなと同じ場所でドッジボールしたかった。
苦しみが悲しみへ。悲しみが痛みへ。
そして今こんな深い傷を癒す薬として
君が現れた。
それだけのこと、それくらい、大切なこと。
君を探して歩いてきた この一本道を歩いてきた
荊も沼もすべて踏んできた 君を探して歩いてきた
どれだけあきらめようと願ったろう
どれだけ進もうと決めただろう
忘れようとした
殴ろうとした
憎めども消えない僕の形を
消えなくても見えなくてもちゃんとここで生きているんだよ
君が笑うために君が泣くために僕は生きてきたんだよ
南風軟風最適温度、流した涙が良く乾く。
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