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UNDEFINED NOSTALGIA
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作詞 M×G |
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切り裂かれた古い写真を
パズルのように組み立て直す
あと一枚 日付のところだけが
どうしても見つからないんだ
バラバラのオーディオプレイヤーを
プラモのように組み立て直す
あとひとつ メモリーだけが
どうしても見つからないんだ
忘れない記憶も
どこかで落として
遺失物係員は
困り顔をするんだ
原色の俺が持ってた 青い瞳
どこかで見たような 夕景の中で
弦の錆びたアコギは こもった音で
泣いてしまえと せかしてやがる
暗闇に群がっていく 白いカラス
両手で裂いたはずの 夕景の中で
ワニの時計の音が 近づいてきて
帰ってしまえと 責めたてやがる
油くさい 混色の 淀んだ俺に
帰ってしまえと 責めたてやがる
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