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SILENT TUNE
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作詞 M×G |
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増大していく生命のビートを
薄れていく音色に届けようとした
時計塔の針が止まって見えた
汚れた体は音速を超えた
流れる町並みに悲しみの色はなく
微かに濁った君の両目は
失った光を取り戻さないまま
ゆっくりと閉じられようとした
真っ赤な瞳を潤ませながら
真っ赤に腫れた羽で羽ばたきながら
増大していく生命のビートを
薄れていく音色に届けようとした
消える明かりに戸惑いの色はなく
15年前に生まれたリズムは
曲の終わりを待たないまま
フェードアウトしようとした
真っ白に染まっていた街は
真っ赤に腫れた光に包まれていった
幸福そうな銀食器の音色も
僕の翼にはついてこれなくなった
真っ赤な瞳を潤ませながら
真っ赤に腫れた羽で羽ばたきながら
増大していく生命のビートを
薄れていく音色に届けようとした
僕には聞こえないサイレント・チューン
とうとう終わってしまったサイレント・チューン
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