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チェルノブイリの観覧車
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作詞 M×G |
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ずいぶんと長い間寝てたな
今日は遠くへ行ってみようか
雪が積もる地面を見下ろして
飛んでいくよ 誰もいない遊園地
そういえばなんか忘れてたな
君に会うまで気づかなかった
それにしてもずいぶんと寒いな
君に言ったら 気まずくなるけど
ねぇ もうそろそろいいんじゃないかな?
君はずいぶんと頑張ったと思うよ
ほら 僕がそのときいたわけじゃないけど
君のボロボロの体を見ればわかるんだ
少しはね不満も言っていいんだよ
僕はもう少しここにいるよ
疲れたら眠っちゃうかもだけどね
相槌ぐらいは 僕にもできるよ
ねぇ 我慢しなくてもいいんじゃないかな?
僕にはそんなことできっこないよ
ほら 僕は何も言ってあげられないけど
君の気持ちなんて わかりっこないけど
晴れていた空が曇りはじめたな
もうすぐ雪が降ってきそうだ
それでも僕はここにいるよ
行く場所ないから ここにいるよ
ねぇ みんなどこへ行っちゃったの?
そう呟く声もかすかに震えていて
ほら 僕に何か言えるはずが無いよ
さっきから一言も 喋ってないよ
これからはどうすればいいのかな
僕は君を連れてはいけないよ
誰かさんの名を呼ぶのもいいけど
ひとつ教えるよ のどを大切に
雪は一晩中降ったんだね
僕はいつのまにか埋もれてたよ
ごめんね途中で寝ちゃったりして
なんでなのかな 君は答えない
ねぇ 疲れて寝ちゃったのかい?
だったら僕は起きる前に消え去ろう
ほら もし君がおきちゃったら
さよならも 言いづらくなるんだ
それじゃあね どこへ行こうかな?
これといってあてもないんだけど
そうだ君の話を辿ってみよう
会いにいくよ 何度も出てきた人に
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