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STORM
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作詞 M×G |
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畳の上に横になった 窓を開け放して寝た
やるべき事は在るはずなのに 体が動かない
風が吹いてきた 雨も降ってきた
夏の天気は変わりやすい 急いで窓を閉めた
数分で嵐は収まった 太陽が出てきた
気がつけば窓の外に 半透明なレール
急いで飛び乗った電車の 行き先は何処なの?
間違えたような気がして あわてて飛び降りた
「敷かれたレールの上なんて」ずっと思ってたけど
僕のレールはすぐに嵐に断ち切られた
少年は走る ただ走る
その先に待つものわからないまま
伸ばされた手を振りほどいて ただ足を動かした
風を集めろ 雨を降らせろ
1・2の3で嵐を起こすんだ
壁はすべて壊したから 止まりはしない
やがて壊すことにも飽きて 組み立て始めた
不器用な僕が作った 線路はすぐに崩れた
迷いながらひたすら進んだ 道には戻れない
苦しんで風に向かうこと 今の自分は許さない
通りすがりの風が尋ねた「ここはどこなの?」
僕は答えた「ここはあなたが来れた場所」
体が風切る 心臓が吼えてる
景色が止まってもう何も見えない
ただ自分の行きたいところに 道を作るんだ
髪が逆立つ 風を感じる 必死に僕の行く道塞いでる
とっくに覚悟は決めたから 邪魔はできない
必死に煽る風 大地に根付く木々
僕らは止まれない その代わり進むんだ
星が輝く 草原に倒れる
足は動かず どこにもいけない
だからって諦めた訳じゃない とりあえず休もう
太陽が昇る 体を起こす
はっきりしない意識で駆け出した
しっかり走れる頃にはだいぶ進んでいた
今走るんだ ただ走るんだ
風向きなんて関係なくなった
ただひとつ自分だけの嵐を起こすんだ
風を集めろ 雨を降らせろ
1・2の3で嵐を起こすんだ
ここに壁はないから もう止まれない
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