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0.0000000000000000001 〜セツナ〜
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作詞 M×G |
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ぴたりと泣き声を止めてしまったあの蝉のように
短き命 謳歌していく君の姿 また見たくて
悔しくはないからなにもする必要はないはずなのに
頭ん中渦巻くこの想い 連鎖するほどに
夜に描いて 昼間削って
0と1の間往復するたび
徐々に「消し去っていく」
掴み取って 握りつぶして
その腕で 心 切り開いて
まだ弱い殻で 身を守って
すべて壊して0に戻して
振りほどいて 突き通して
その筆で 世界 切り取って
深い白で 塗りつぶして
白色の時間にまた描いて
何もかもはじめのまま
捜しているものは必要なくなってからでてくるんだ
問いひとつ投げても何も帰ってこないから
夜に描いて 昼間削って
0と1の間往復するから
いつか「見つけ出すよ」
暗い闇も 明るく照らすような
蝉時雨 身体中に響いて
深い緑 瞳にぶちまけて
全部 忘れた どうせできなくて
腐りきって 何もかもなくして
鎖切った 息が苦しくて
目を開いた 何かが知りたくて
走り出した 息を切らして
何か変われたら
奪い取って ハズレに気付いて
この嘘で 罪を 砕き割って
誰かが助けるの じっと待って
すべて壊して1を創って
振りほどいて 突き通して
しがみつかれて また振りほどいて
0と1をずっと往復して
0.0000000000000000001(セツナ)の距離をずっと求めていたんだ
掴み取って 握りつぶして
その腕で 心 ずっと捜していて
ニューロンの欠片を待ち続けて
すべて壊して0に戻すんだ
きっと
僕はまだ死なないよ
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