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終末エレジー
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作詞 カミナシ |
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The wrong world 生まれながら
罪を宿した者たちがいました
細く長く歴史を紡ぎ いつになるとも知れぬ
ユートピアを目指す為 命繋いできたのです
渡されたのは片道切符 引き返しできないのは
自由を得たあまりにも大きな代償
いたずらが小さかった頃何もかもが許された
歯止めがきかぬ今 朽ち果てる以外許されず
衝動のまま快楽貪れば結末など安易に見通せた
どうせなら気づかぬまま事が済めばいいものを
The long long night 優しいヴェールは
永遠に明日阻む壁となった
二度と明けぬことを知り 夢や理想は何処へ往き
ただ同じ色の無力感が広がるばかり
何万回何億回愛してると叫べば世界は
駆け引き無しに振り返ってくれるだろう
そんなことする意味など無いとわかっていても
愚か者たちは縋る以外の術を持たない
諦めぬと抗った者は血を流して死んでいった
諦めて受け入れた者は目から光が消え失せた
The lonely road 壊れたどこを直せばいい
容易いのは数多ごと粛正し静寂もたらすこと
そうする手段 持つ者が誰もいないから
見目おぞましいまま 未だ危うく在るだけ
せめて生きている間無事であればいいと
浅ましい願い抱え込み 己の業をも膨らませ
雁字搦めの輪廻だとわかっているはずが
もう一度チャンスが欲しいと何故駄々こねる
この胸に最後まで居座り続ける「希望」
全てはその根深く厄介な欲の為に
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