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絵本
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作詞 ファフニール |
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大好きだった絵本の
主人公は僕に似ていた
小さくて弱虫な卑怯者で
独りぼっち
ページをめくるとしゃがみ込んだ背中に
柔らかな手と暖かな灯かり
次のページで僕は
現実に戻される
救いを無くした孤独な僕が
誰かの温もりを求めた
絵本の物語みたいじゃないけど
小さな優しさ
何度あの絵本を見ても
主人公は幸せになった
少しは変わった僕も
幸せなのかな?
絵本の最後には決まって皆の笑顔
その絵を見るたびに
涙流して鼻をすすって
また強くなる
救いを無くしてたこの僕が
誰かに温もりを与えた
絵本の物語みたいだよ
大きな強さ
誰にでも優しく嘘のない言葉で
これがあの絵本の教え
そんな人になることが
小さな、大きな幸せ
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