|
|
|
太陽
|
作詞 ハーメルンのホラ吹き |
|
胸の中で何かが燻る
曇り空の午前四時
眠たい私を繋ぎとめるのは
ラジオから漏れる雑音だけ
馬鹿みたいに泣いたって
何も変わりゃあしないのに
他には何も思いつけなくって
今日も私の枕は濡れる
現実の方も曇り空
この心まで曇り空
私を太陽が照らすのはいつ?
赤くなった私の両目
小雨になった午前六時
体と喉がやけに渇いた
もう涙は一滴も出やしない
まだ胸の何かは消えなくて
馬鹿の一つ憶えで泣いた
涙なんて出やしないけど
それでも今は泣いていたいの
現実の方でも降った雨は
この心まで侵していって
私の太陽を奪っていった
朝も夜も曇り空
春も真冬も雨ざんまい
手に入れるために捨てた何かが
雨に現れ光ってて・・・・・・
哀しさに染まった私の何か
今もまだそこにありますか?
まだ辛うじて残っているなら
私にそれを下さいね
いつか太陽を掴み取る日まで
私の心は曇り空
私の心は雨日和
|
|
|