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Near Your Mind
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作詞 ハーメルンのホラ吹き |
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赤く染まった河川敷
膝を抱える君が一人
一人で泣いてるその肩は
ありえないくらい震えてた
いつもの君じゃないみたいに
小さく小さく縮こまってて
僕はたまらなく不安になった
ゆっくり隣に腰掛けて
「どうしたの?」って声かける
出来るだけ君に僕の声が
優しい音として届くように
冷たく冷えた君のその
小さな赤い心の上に
ゆっくり届くとただ祈って
ふわりと頭撫でてあげても
君の顔は一向に見れない
さっきと変わった事といえば
君が僕の腕の中って事ぐらいかな
しゃくりあげるように泣く君の声が
ナイフのように突き刺さった
ホントの血なんて出ないけど
それよりもっと大切なものが
僕の心から溢れ出す
ねぇ、僕はどうすれば
君の支えになれますか
君の涙を止められますか
こんなのどれだけ聞いたって
今の君には届かない事と
わかってるから余計辛いよ
それでも君には前のように
ずっと笑ってて欲しいから・・・
ねぇ、僕は君の中で
どんな存在なんですか
どんな価値がありますか
君の目から溢れる液体を
受け止める一つの存在として
小さく赤い君の心の
中にちゃんと居るのかな
その限られた君の中に
ちゃんと僕は立ってるのかな
暗く冷え切った君の中に
支えとして居ると言いきれるかな
君の心の冷たさと
僕の君への必要度が
ただ心から心配で
今日も君の方を抱く
今日も君の涙を拭い
君の涙抑えるために
今日も君の隣に居るよ
形の無い心寄せ合って
僕は今日も近くに在るよ
今日も君の隣に居るよ・・・
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