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美しい詩
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作詞 奈々子 |
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泣かなくても 分かるけど
泣きたくはないから こうして進む
泣いていたら 弱くなってしまうから
淡い恋の終わりでも 凛として 前を見る
あなたが謳った 美しさは
心の中で 嬉々と笑う
わたしが語った 愛のすべては
暗い水の 奥深くに
風が吹いても 飛ばないように
堅く紐で結んでた そんな小さなわたしに
風船を空に放てば 青々さに目を眩ませて
わたしの見つけたシアワセは
あなたの好きな 小麦畑に
あなたの見つけた輝きは
わたしの嫌いな お月様へ
忘れた季節も 一緒に連れて
わたしの涙を 星の空に
白い雲が 冷たく見つめる
赤い炎が 情熱を燃やす
砂漠を越える 旅人を
淡い心の オアシスへ
些細なコトバで 傷つかないように
唇を 焦がさないように 目を閉じて
人の心配してないで 強さを心に誓え
なくなってもいいからさって
嫌なほど聞かされた あの頃
物分りが遅いとか 泣き虫だとか
もう 戻れない 今からでは
探す当てもなく彷徨う事
この想いに 白い雪を
本当のことを 言っただけなのに
なぜだかまだまだ 哀しい日
懐かしいあの頃へ
戻りたくても 遠い日
美しい詩ができたら
もう一度 わたしに聴かせてほしい
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