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HARU
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作詞 はじめ |
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少し高くなった 空に
秋のにおいを 見る
この風の中に 舞い上がり
君は もう泣かずにすんだ
いたいたしいほど
色の抜けた髪
手持ちさたに すくう指
その下に
白い手と赤い跡
中途半端にそばにいられない
心理学で ノーベル賞
そんなのないけど
それが夢なんだ と笑った
君の笑顔
ねぇ 言えなかったけど
がんばってほしかったよ・・
無理しないで、あのときは
それが精一杯だった
どんなことばが あれば
君はとまれただろう
手持ちぶさたに さいた腕
その下に
何もいらないから
君のことを 忘れさせないで
確かに思った
だけど
どうとでも言えばいいと
治しはしなかったけど
少しずつうすくなっていく様を
よろこんでくれる人を
どうにもできない
どうにでもできない
優しくないけど 優しくされると
優しくなれる気がする
そんなぬくもりにすがってる
どうしようもないね
秋が来るたび思い出す
白い 雪の季節に 落ちる寒椿の 赤い花
それでもHARU が美しすぎて
また季節を見送る
それが許せなくて 泣いたりしたけど
ねぇ 君がそれでいいんだよ
って、ねぇ
少し寂しそうに 笑うのは夢?
立ち上がれば 軽く目眩
脳がみせた はかない幻想
実りの季節に 穏やかな春の陽光
君に会いたい
ブリーチした髪は 少し透明な分
少し純粋に見える
痛々しいほど君はそれを望んだ
そしてあたしは泣いた
待ってて 君の夢 一握りでも
誰かに伝えるから
泣いた分だけ きっと笑える
証明してみせるから
ねぇ またHARUに生まれてきてね
どこかで出会えること ずっと待ってる・・
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