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白い部屋、死の匂い、未来
作詞 風の森の小鳥
光景。

白い部屋と青い椅子

夏の日差しがオレンジを加える

遮光カーテン 弱い光

アパートの眼下には

環七が広がってた

洗濯物を干しながら

世界には僕だけのようだった



死の匂いが 部屋に立ち込める

いや、自分の匂いか

薄い膜で包まれた生

何かが始まりそうで

全てが終わっていた



繰り返される意識の配線ミスは

極度のストレスによるものか?

生きてる事が不確かで

目を瞑る方がリアルな気がした


一人では 寂しくて

ぼんやりした意識の中で

誰かが僕の存在を露にするのを

待ちわびていた


女の子が泊まりに来た

僕を好きな女の子だった

「寂しい」って上手に言えたら

君はどんな顔を見せたんだい



白い部屋 青い椅子

死の匂い 未来

瞼を閉じると

まだあの部屋はそのまま

何処かで僕を待ってる気がする

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 白い部屋、死の匂い、未来
公開日 2009/09/15
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 都会の孤独、朦ろげな光。ある街のある場所で起こった、小さな出来事。
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