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AT・REIN
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作詞 Littole・Dragon |
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暗い雨の降る夜に
僕は 傘をさして出かけた
暗い雨の降る夜に
僕は 傘を揺らして走った
携帯のベルが僕を急かす 君が待つ駅に行く
息を切らす僕に 君は笑って声をかける
「大丈夫」と 君が聞く
顔を見なくても分かったよ 雨とは違う滴が落ちる
君は確かに 泣いていた
発車を告げるベルが鳴る
二人の手が離れてく また笑って君が言う「また会えるよ」
君を乗せて走り去る 汽車の背中が遠ざかる
今日の雨はとても重い 君の涙のようだった
暗い雨の降る夜に
僕の 世界は止まってく
ベルの鳴らない携帯がポケットでかさばる 僕一人の部屋に戻る
涙を流す僕に 君は笑って声をかける
また「大丈夫」と 君が聞く
目をつぶると分かるんだ きっと君も同じ気持ち
汽車の君も泣いてるだろう
十二時告げるベルが鳴る
二人は夢でまた出会う また笑って君が言う「もう泣かないで」
夢の汽車も走り去る 遠い向こうに消えていく
今日の雨はとても長い 僕の涙のようだった
遠い日の雨の降る夜に
僕は 傘を差さずに走った
冷たい雨が僕を急かす 君が着く駅に行く
君を待つ僕に 君は涙を流し話しかける
「ただいま」と君が言う
僕は雨で濡れて震えてた だけど不思議と寒くない
君の温もりがあったから
発車を告げるベルが鳴る
だけど今度は大丈夫 君に笑って僕は言「おかえり」
君を降ろして走り去る
冷たい雨の止んだ夜に
二人の世界は動き出す
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