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ブレーキ
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作詞 kazuki |
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何をしていたって
たどり着く先は同じだって
気付きそうで怖くて
堅く目を瞑った
途中下車など出来ない列車
生まれた時から乗り込んでる
努力をしたって
涙流したって全て夢で
誰もが寝ているだけ
もしそうなら僕は
窓から飛び降りてしまいそうだ
全て知る事って
片側の席に座る僕に
出来るはずもないから
堅く耳塞いだ
隣席から肩叩かれて
振り向く時に気付いた事は
向こう側だけの
景色を見ていた君の泣き顔
誰もが諦めてた
そう知ったから僕は
運転席に行って下を見た
やっぱりあった
止まれないはずと思ってた
この列車の唯一のブレーキ
深く踏み込んで止めたのは
後ろからついてきてた君だった
蹴り破ったドアを
踏みつけて降りた皆の笑顔
誰もが望んでいた
自由を掴めたんだ
窓から見ていたよりずっと広くて
全て知るのは大変そうだ
それでも
ここから先は僕等自由に行く
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