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身代わりピエロ
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作詞 愛・K・丁 |
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夜の風、蒸し暑い、蝉が鳴く
灯る明かり、照らす道、月が笑う
その笑みの裏を包み隠さずあらわにしたら
明かりは消え、人の性燃ゆるのでしょう
嫌気さす、人の群れ、声が散る
かかる罠、探す穴、ドアが開かない
隣にある深紅の薔薇を摘み取れば全て
消えうせたのか手放したのか分かるはずさ
失ったモノをねだって、連れまわした人形でさえも
古くなったら、汚いから蹴り飛ばす
感情さえも、振り回された体でさえも
お前がいたぶったんだろう?一番汚いのはお前だ
夏の風、蒸し暑い、木が揺れる
照らす光、揺れる道、陽が笑う
お前を有らしめているものを殺してしまえば
明かりは消え、人は心探すのだろう
失ったモノを奪って、可愛がった人形でさえも
流行らないから、詰まらないから捨てる
記憶でさえも、傷つけられた心でさえも
お前が犯したのだろう?同じ目に合えばいい
それでお前は片付けたつもりか?
どこに隠してもお前をつけていくぞ?ずっと、ずっと・・・
失ったものから逃げて、いつも一緒だった人形さえも
嫌いだから、厭だから相手にしない
喜びさえも、毎日過ごしたこの部屋さえも
お前が奪ったんだろう??最初に逝くのはお前だ。
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