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虹の欠片
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作詞 紗璃亜 |
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いつからだろう
君が僕の目を見なくなったのは
散りゆく桜の中
思い出した情景(けしき)に
僕は無意識に目を閉じ息を吐いた
いつもの静かな緑色の光の中に
ずっと埋もれていたいと願った日
窓ガラス越しの虹を見ながら交わした約束を
君はもう覚えていないんだろうな
君のいない助手席を見つめると
過去となった鮮やかな想い出が
零れ落ちそうなほど頭の中を駆け巡る
でも
でも
もう歩いていかなくちゃ
当分助手席には誰の影も映らないだろうけど
それはそれでいい
君の影は探さない
いつの日か
虹の欠片のように輝いていた君が
僕の心の中でいい想い出に変わりますように
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