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林檎の華
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作詞 狂孤愁羅 |
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生まれた時に 蕾は膨らんで
成長と共に 美しく咲き乱れる
風に揺れた髪
風に靡かれる華 輝く 共に美しく
鏡の前で 花びら散らせてく
歳と共に 美しさは老いてく
水面鏡
華の雫で揺れて 涙を吸い込んで
林檎の様に 真っ赤に咲いた華は
いつしか時が 経つにつれて
萎んでく
林檎の様に 輝いた華びらは
いつしか 枯れて地に落ちてゆく
悲しみを 吸い尽くして
苦しみを 揺らせて
水面鏡に 映る悲しい姿
林檎の様に
林檎の華みたいに
幸せなひとときは
時に一瞬で 不幸に変わる
叶わない願いだけ 水面を揺らせて
投げ捨てて
もういらない
いらない
悲しみと苦しみよ
その華と共に散れ
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