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蝉[せみ]
作詞 鯱
僕の声を誰も聞いてくれない
皆うるさいと言うだけ
悲しいな  

でも今は違う  
君がいる「友達になろう」って言ってくれた 
嬉しいな  

あれからの日々 君との思い出たくさんできた 
今日でちょうど生まれてから一週間 
最後の日はひたすら歌うだけ 

君と離れたくないでも逝くよ 
今日は君が来ないでも歌い続ける 
これが最後の僕の想い一日では語りきれない「ありがとう」 
もう目がかすんできた僕の声も小さくなっていく 
あと少しで終わる一生をひたすら生きてやる 

瞳に入ってきた君 やっと来た
「顔が真っ赤だね」
「なんで遅かったの?」
「体調でも悪いの?」 
言いたいことがいくらでもある
でももう声にだせない
言えたとしてもうるさく鳴くだけ

それでも僕はこれだけ言う
「泣いてくれなくていい 笑って見送ってくれればいい あと忘れないでね僕の事」
「忘れないから」君とはじめて繋がった想い
忘れない忘れるもんか蝉は歌い続けるあと数秒の一生を
君の笑顔を見守るため

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 蝉[せみ]
公開日 2007/08/14
ジャンル ポップス
カテゴリ
コメント 蝉のたった1週間の一生を描いた歌詞です。
感動してくれたら嬉しいです。
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