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青春退化
作詞 だいち
時に貴方は誰を思い出しますか?
あの頃好きだった彼女ですか?
むかつく教師ですか?
それともがむしゃらに語り合った親友ですか?

つまるところ
思い出すのです
「秋」という季節は

色褪せたカバン
裾がぼろぼろのジャージ
汗の染み付いた体

今はあまり馴染みがないけども
全てが自分とシンクロしていた

壊れかけの校舎のきしむ声
たくさんの声に押されて息を潜めていた

全てを壊したかった
美しいものなんてこの世にはなく
あるのは自分に対する愛だけでよかった

積み上げられた積み木は
音を立てて崩れ落ちる
初めからそうだったかのように
ありのままの姿でさえも
認めたくはなかった

くそったれ!
ばかたれ!
うるさい!
きえろ!

そんなコトバだけが
モラルをコントロールしていた
消したい過去
見たくない背中

奥にはしまわないでほしい
今ここにいることの証だから

目を閉じて思い出そう
壊し続けた自分の姿
うん、笑える

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 青春退化
公開日 2009/11/02
ジャンル 詩(ポエム)
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