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空中見物
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作詞 だいち |
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ビルの上から見上げる町は
人差し指ではじけるくらい小さい
そんな町の中で二十数年生きてます
物事をなんとなくやり過ごすこと
そして愛想笑だけがうまくなりました
もう少し上に行けば海が見えるのかな
夏の海で無邪気に遊ぶ子どもたち
その水しぶきが汚れた世の中
きれいにしてくれる日を願ってます
汚れた政治家が生み出す汚れたお金
人を殺すことが認められてる戦争
飢えで苦しむ人々のことを気にせずに
食べ物を捨て続ける日本人
ひとつの黒を白にしてもまた黒が生まれる
終わることのない鬼ごっこ
追いかけたと思ったら
追いかけられる
人が踏みつけた足跡なんて
そんなに簡単に消えるものではございません
息を切らして走っても
雲はどこまでも着いて来る
誕生してくれアンパンマン
炸裂してくれアンパンチ
今日も夕日は沈んでいく
上から吹き付けるぬるいビル風が
僕の真横をすぅっと通り過ぎて行きました
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