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real thought
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| 作詞 だいち |
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「映画見よう」
そんな言い訳交じりの誘いに乗って
僕は家を飛び出した
午前三時過ぎの三月の空
まだまだ真っ暗だけど
ほのかに桜の香りがする
目を赤くした君は
精一杯の笑顔で僕を迎えてくれた
「別れたよ」
大丈夫と声をかける
本気で心配する
「フリ」
をする
心の中には春風が吹く
僕の目には四葉のクローバーがほのかに見えた
泣いている君がいる
落ち込んでる君がいる
そっとかける優しい言葉
そっとあげる自分の優しさ
一度は諦めていた
もうだめだと思っていた
また目の前に四葉のクローバーがちらつく
元気のない君に近づく
もう理性なんて残ってない
求められてないかもしれないのに
ただひたすら
ただひたすら
君を元気付ける
「フリ」
をする
最低なのかも知れない
でも好きなんだ
そっとおでこをおさえ
僕の手の中で眠る君の顔
ほんの少しだけ安心してる
もうとめられない
大好きです
伝えたい
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