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おもひで☆
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作詞 だいち |
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そろそろ西日がきつくなってきました
ちょうどこの頃になると
いつもあなたのことを思い出してしまいます
もうすべておいてきて
時間という・・僕がどんなにがんばっても逆らうことのできない
1999の恐怖の大王のような力のおかげで
過去のものとなってしまったあの頃の思い出
ふと引き出しを開けると
まるで元からセピア色だったかのような
思い出の写真が出てきた
写真の中の二人は笑ってました
でも・・なんだか僕のほうだけこわばっていた
まるでこの後に起こる
ノストラダムスでも予想できなかった
それはつらくはかない未来が見えていたかのように
オムライスで文字を書くのが上手でした
僕が作ったトロトロのオムライスに
大きなハートを書いて
その・・大きな大きなハートの中に
君は僕と自分の名前を書いていたね
’食べよっか’って僕がいうと君は
’食べちゃうと割れちゃうからもう少しこのまま’
そう言ってオムライスを見つめる二人の瞳には
きっとこの先に存在していたはずの
幸せな未来のビジョンしか見えてなかったんだよね
少しさめてぬるくなったオムライス
きっと熱々のほうがおいしかったはずなのに
あの頃に僕たちには何よりもあったかく
最高においしいものでした
君がいなくなって三度目の夏
僕は一度目よりも二度目よりも
きっともっと強くなってます
できればこんな僕を
手の届かないほどの遠いところからでいい
どうか見守っててください
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