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ラストヘビー
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作詞 もやしっこ |
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なにから話していいか分からない
伝えたかったことはたくさんあるのにね
どれを言っても
もう嘘になってしまいそうで
怖いんだ
あなたに会わなくなって
時間がゆっくりになった
あなたに会える時は
憎いくらいに早かったのに
なんでだろ
たぶん
こんな感覚をしてるのは僕だけなんだろうな
ゆっくり 本当にゆっくりだけど
僕はあなたが知らない
大人の僕になってく
それと一緒に
あなたもまた
知らない大人になってく
これでいいんだ
もう会うこともないんだ
あなたとは ここでバイバイ
僕の知らない大人のあなたになったって
ずっと
僕が好きなあなたでいてほしい
どんなにあなたが変わったとしても
僕のことを忘れたとしても
僕があなたを好きだったってことは
間違いじゃないんだよ
大好きだったんだ
自覚するのも恥ずかしくて
本当の気持ちに気づけなかった
ずっと 素直になれなかった
最後の最後で
分かってよかった
人は人を愛したとき
こんなにも幸せな気持ちになるんだね
こんなにも
やさしくなれるんだね
僕の子供みたいに
単純な夢を聞いてくれるかい?
僕はね
世界中の人が
一人残らず
世界中の人を愛せたら
いいと思うんだ
そしたらね
誰も泣かないですむでしょ
みんなの心の中に
幸せが溢れると思うんだよ
こんなことを本気で
できるって考えてんだ
一人の人を好きだって自覚するのに
僕はこんなに時間がかかったのにね
さぁ そろそろ
おやすみの時間がくるみたいだ
この目を閉じたら
もうあなたは僕の前にはいない
目を閉じて
あなたを失う前に
もう一度だけ
僕に笑顔をちょうだい
その顔をずっと覚えておくよ
そして
僕の心の一番見えるところに
あなたの思い出を置いとくよ
じゃ もう寝ようか
ゆっくり目を閉じて
明日を待つよ
あなたがいない明日を待つよ
それでも
僕の心は
幸せで溢れていた
あぁ よかった
僕はちゃんとあなたを愛せたんだ
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