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みーみー
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| 作詞 もやしっこ |
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コンタクトにしたって
髪を染めてみたって
たいしてなんにも変わらなかった
変わったことといえば
ちょっと髪の毛が痛んだことと
前より少し鏡を見るようになったくらいだよ
マネキンに着せてある流行の服を着たって
毎日閉店セールしてる店の安物のネックレスつけたって
やっぱりあんまり変わらないよ
変わったことといえば
ネックレスは走るときにちょっと邪魔になるくらいだよ
でも少し鏡見る回数増えたのかな
そうして一つ
なにか変わっていくたびに
僕は僕のことちゃんと確かめてくよ
そうして一つ
なにか忘れていくたびに
僕は僕のこと分からなくなってくよ
店員にすすめられた この服も
雑誌で見たこの靴も
どこがどういいのかなんて一つも分からない
僕は誰かの言葉を使ってるだけさ
そうしてまた 裸の僕に
知らない誰かが作ったものを着せて
それを見て一回転してみるよ
自分のオリジナルの部分なんて
自分が決めることのできない顔くらいかな
その部分 そんなに好きなわけじゃないけど
なんとなく自分はちょびっとだけ好きだよ
とりあえず
自分で自分のこと褒めてあげよう
道のゴミひろったって
レジの募金箱におつり入れてみたって
誰も褒めてくれないんだよ
でも そのことをよいことだって
思ってる自分はちょっとエラいと思うよ
ていうことで一つ褒めてあげようね
そうして僕は
なにかするたびに
僕は僕のこと確かめていくよ
「大丈夫かい？無理してないかい？」って
そうして僕は
なにか聞かれるたびに
僕は僕のこと分からなくなっていくよ
「そんなこと 分からないけど
とりあえず今は
僕以外の人も僕に聞いてくれるから
心配性なあんたも
大丈夫だろ？」
僕からしても
僕は僕なんだったな
強がりな僕と
弱い僕
片方に全部任せたら
泣いちゃうから
うまいことなんとか僕は僕と生きてくよ
お腹へったね
なんか食べよっか
うん
僕もお腹減ったんだよ
僕も お腹減ってたんだよ
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