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コオロギ
作詞 *Rain*
部屋の隅に迷い込んだコオロギが
哀しい唄を告げる
友に母に父に「ここにいる」と呼ぶように
時に激しく、時に消え入りそうなくらいに・・

誰も気づかないと知っていても・・止まらない唄は辛くて・・

涙を見せることが『弱さ』なら隠すことは『強さ』なの?
いつも仮面をつけて、本当の気持ちに嘘をついて・・心はもう耐えられない
それでも弱い人にはなりたくない・・
僕は何者なのだろう?


いつの間にか唄は消えていた
コオロギの姿も見えない
どこへ行ったかは知らないけれど
きっと僕のいるところよりも上へ・・かな?

空の上、青より深いところ・・唄が聞こえるような気がした

命よりも唄を選ぶ、涙は最後まで秘密のまま・・だけど
仮面の破片を僕はみたんだ。部屋の隅・・小さなガラスよりも澄んでいた
それでもいつかもう一度、唄を・・
僕に届けてくれるよね

コオロギは逝ったけれど唄は響く
仮面を割るほど高く
僕の中で優しく・・遠く、遠く・・そして近く・・

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル コオロギ
公開日 2007/08/16
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 聞こえない声も仮面のせかもしれません。
*Rain*さんの情報













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