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歩き出す旅
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作詞 SHEZA |
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君のことは
いつも眺めてたからよくわかる
スカートの長さとか 髪を触る癖
きまってのぞく時計のことも
君の瞳のその奥を 照らすことのできる存在にさえ
僕の想いは 今さら変えられるはずもなく
その夢の破滅を 空に描いたわけでもなかった
見守ることのみできずにいても 君の笑顔が大好きだから
それでも願ってしまう理不尽さ 闇に隠し
幾度となく長い夜を越えた
悪いと決め付けた涙を とどめる術を痛みで知る
降り積もる想いただ 君へ運ぶこともせず
ふいに形ある繋がりなんて立派なものじゃなくとも
切なさがつのって
苦しくて苦しくてたまらなくなる
確かなものなど見ずにまた 君を抱きしめたくなる
例えばこの胸の鼓動 君に飛ばすなら
君がこの視線 振り返るなら
その笑顔もう過去の日溜まりへと 閉じこんでしまうだろう
僕が君を苦しめてしまうの?もう君は傷ついているの?
たやすくはない痛みをこの胸に感じながら
悲しみを海に沈めた
とても奥のほう うごめく君へのわだかまりを背に
それでもまだ辿り着く先に君がいればと
願う僕のやるせなさを抱いて
仕方もなく 今歩き出す
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