|
|
|
少女恋
|
作詞 あーこ |
|
ある日少女は終わりの見える恋をしました
切ない恋をしました
幸せになれないと分かっていても一生懸命願いました
それはきっと、少女の心の片隅に相手が気付かないほどの小さな、小さな、、、だけど誰よりも大きな、大きな愛する気持ちがあったからでしょう…
必死に想いを伝えたくて
でも素直に伝えられるほど、少女には勇気がありませんでした
…結果は分かっていました
言葉にさえ出来ないまま少女の恋の灯火は大粒の涙と共に消されてしまいました
「初めから無理だってこと…ずっと分かってたはずなのに、どうしてこんなに悲しいの?」
少女は泣きながらつぶやきました
「泣いても泣いても泣ききれない、涙というものは不思議です。私の涙は枯れる事さえ知らなかったみたい。。。」
少女はまた涙をぽたぽたとこぼしました
でもその悲しさいっぱいの顔に後悔はありませんでした
すると少女はこう言いました
「私はあの人を好きになって良かった。今は苦しいけどあの人を24時中想う事ができたから。それだけで幸せなの。夢は追いつづけるからずっと夢のまま。私にとってあの人は一生届かない存在なんだ、それが運命なんだと思う。だからずっと手の届かない人でいい。永久の憧れでいてほしい。。。」
少女は少しだけ微笑みました
その笑顔はいつかの私の笑顔でした。。。
|
|
|