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歩き出す、一歩。
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| 作詞 リンクス |
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求められるままに 自分を作って
いつの間にか 本当の自分とはぐれた
それすら気付かず
ずっと 笑ってたよ
「まるで人形かロボットね」 褒め言葉だと思ってた
「助けて」 叫ぶの諦めて
感情は消えて 全ては為すがまま
感情で作るもの 全ては演技で誤魔化した
機械の私に求められることは多くて でも
決して私が認められることはなくって
ゴールのない まっすぐな一本道
とりあえず走ってきたんだ
「ここら辺で休んでもいい？」 そう聞くことも忘れて
壊れることすら出来なくて
「泣くこと忘れててよかった」 なんて思ってた
重たい荷物 いくつも背負って潰れそうになって
ずっと走ってきたよ
今更だけど「もういいですか？」
私だって君と並んで歩きたいもの
「もう走らなくてもいいですか？」
君の姿 見失いたくない
「自由に生きていいですか？」
私の生きる意味 見つけたい
これから見つかるかな
どこかに落としてきちゃったかな
ちゃんと手に入るかな
歩きたい
感情 殺し続けてきた私でも
何か感じるものあるかな？
ここまで大きくなって ずいぶん街並みもくすんで見えるよ
君には何が見えてる？ 何を感じてる？
君にならこの街も色鮮やかに見えるの？
セピア色の街に君の涙が光るけど 私はわからない
その感情がわからない 泣かない 泣けない
とりあえず君の目を見て謝ったけど 私はわからない
どうすれば正解なのか 人の思い 人の心
「頑張ったね」
かけられた言葉は あたたかくて
抱きしめられた体も あたたかくて
凍えた体 パリン 割れた
泣きじゃくる私の頭 グシャグシャ撫でながら
君も泣いてたね
ずっと ほしかった言葉
君はくれた
私もなにか あげられるかな？
とにかく今は もう少しこのままで
顔を上げても 離れないで
手をつないで 歩こうか
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