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ブリッヂスノウ
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作詞 中島 |
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一月の海岸通り
足跡は白に溶けて
粉雪 ゆっくりと砂浜に
沈み込んでいった後悔
僕は夢をみる
とても脆い石橋を渡っていった
ぬくもりの在り処をいつか
みつけられる時が きたなら
紡いだ言葉 震えて
どこまでも祈った終末を
「目がね 熱くて 泣きそうなの」
気付かなかった指先は
きっと僕まで届いてた
錆びの浮いたブリヂストン
動きを止めた世界で
未だに 舞い落ちる粉雪と
弱々しく光る永遠
夢を語った
必死で自分で優しさを遠ざけた
我侭な君をずっと
嘲り続ければ 僕は
擦れた嗚咽 どうして
眼の前に差し出された手を
「開いて 閉じて 今度は君に」
冷たくなったその頬が
その白の意味を教えてた
視界を埋め尽くす やさしい 色
そういえばあの日も ここで
ああやっぱり少し寒いな
「でもね 離れたく ないんだよ」
耳鳴り 自転車のベルは
きっと君も覚えてる
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