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ライラック
作詞 Silent Night
また一枚 花びらが散ってしまった
緑の絨毯に 美しい模様ができた
梅雨の時期の 乾いた空のすぐ下で
誰にも気づかれず 紫色を散らせてた

花言葉は 愛の始まりという意味で
冷えた土地を好む 僕の中にも咲くのかな
温もりとか 自分でゴミ箱に捨てた
そんな僕だけれど 人を好きになれるのかな

育てるのが難しくて きれいに咲くことも少なく
まるで今の僕みたいだ 水を欲しがる花のような

悲しみはいつしか雨となり この心を濡らしていく
そこはより一層冷えて 僕は機械になったみたいだ
太陽を待つ僕のつぼみは いつまでも開くことなく
自分を咲かせる頃には モノクロ花びらになるだろう

僕なんかは 役に立つことなんてない
いつもおいてけぼり 必ずそう思っていた
花言葉は 青春をするという意味の
紫花でさえ 活躍するというのにな

見つけたのは 雲一つない澄んだ空
草原の上から 根を張ったように見つめた
自分の色 それは自分自身によって
赤や黄色になり 存在を主張するんだ

いつのまにか失ってた 人間を好きになること
花びらを開かせてから 権利を与えられるんだ

この広い青い星の中で どれだけ花が咲いてるの
僕を見失わないよう もっと目立とうとしていた
けれどもそれができるためには 花びらに色がなければ
絶対に無理なことなんだと 今日知ることができたんだ

悲しみはいつしか晴れとなり 温もりも心に戻り
花は自分色に染まり ようやく目立つ準備もできた
花を咲かせることができたら あの人にこう言おうかな
今の僕ならできるはず 前からずっと好きでしたって

紫色の花びらは 僕に勇気を与えてくれた

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ライラック
公開日 2007/01/14
ジャンル その他
カテゴリ 応援歌
コメント ライラックとは,紫色をした花で,冷たい乾燥地にしか育たちません。しかし,その茎は笛になります。そんな花と自分をまじえてつくりました。
Silent Nightさんの情報













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