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夢
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作詞 リオナ |
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今日も街の何処か
名も知らぬ 誰かが
独りで彷徨って 目を閉じる
その時を待つのが
どんなに寂しいか
きっと僕たちには わからない
それでも人が夢を見るのは
この世界でたった一人
大切な人に出会うため
それからその人を守りたいと
たった一人で守りたいと
思う日が来ることを 願うため
こんな街で人は
傷ついて泣いたり
一人で抱えては 倒れこむ
誰かが手を差し伸べて
くれるわけでもなく
そのまま眠ってしまったり
それでも僕が夢をみたのは
この世界でたった一人
大切な君を守るため
そして小さな君だけを
たった一人になっても
守りたいと思う日を 願うため
瞳を閉じたその顔に
もしも涙が零れても
決して人々は 目覚めない
それでも人が夢を見るのは
この世界でたった一人
大切な人に出会うため
それからその人を守りたいと
たった一人で守りたいと
思う日が来ることを 願うため
それでも人が夢を見たのは
この世界の醜さを
見えないようにするため
大きすぎる現実から
ほんの少し 逃げ出すため
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