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絵の具
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作詞 ハーメルンのホラ吹き |
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きゅっと目を閉じても
視界が真っ暗になっても
貴方が居るところは何故か
ほんのり明るく色付くの
そこに光がある訳でもない
私の目もおかしくなっちゃいない
でも確かにそこだけは
貴方を包むその空間は
ほんのり明るい色が付く
誰のものでもない貴方の色
私の好きな貴方の色
きっと私はその色に
惹かれて貴方に惚れたのね
誰のよりも優しい貴方の色
私には見える貴方の色
きっと私がその色に
捕まったから惚れたのね
ねぇいつか
私の中に一つある
小さい心の画用紙を
貴方の心の中にある
明るい絵の具で染め上げて
ねぇいつか
私の空虚な画用紙に
貴方の色で描いて下さい
私と貴方のお話を
貴方の色で描いて下さい
絵の具の点が染み込んだ
一つ二つもう一つ
白だけだった私の中に
貴方の色が広がった
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